ハワイの固定資産税が高いと言われるのはなぜ?物件評価額から決まる税金

不動産投資の利回りを考える上で見落としがちな固定資産税。ハワイ州では年2回8月と翌年2月が支払い月ですが毎月の維持費としても見れるように物件インフォMLSには12ヶ月で分割した毎月のコストが記載されています。資産価値の高い物件では固定資産税が高額になるので注意が必要です。 この記事では、ハワイ州オアフ島における固定資産税の計算方法と、本当に高いと言えるのかを他州との比較で見たあとでハワイで不動産を購入されたあとの通知方法や支払い方法なども合わせてご紹介しております。

固定資産税の算出方法

ホノルル市の固定資産税エリアは9種類に分けられていて、ご購入を検討されている部件がどのエリアに属するのかは物件インフォMLSにてご確認いただけます。

  1. アグリカルチャー 農地                                              $5.70
  2. アグリカルチャーベイカント 農地遊休地           $8.50
  3. コマーシャル 商業地                                                   $12.40
  4. ホテル / リゾート                                                             $13.90
  5. インダストリアル 工業地                                           $12.40
  6. プリザーブ 保護区                                                         $5.70
  7. レジデンシャル 住居エリア                                           $3.50
  8. レジデンシャルA  1ミリオンまで                       $4.50
  9. レジデンシャルA 1ミリオン以上分           $10.50

各エリアの金額は土地・建物の合計評価額 $1,000 に対して課税される金額です。例えば評価額が $700,000で住居として利用しているコンドミニアムの固定資産税額は

■ ($700,00÷$1000)×$3.50 = $2,450

となり毎年8月と翌年2月に50%づつ納税しますが、2月に1年分まとめて支払うこともできます。

ホテル / リゾートエリアとはワイキキのデイリーでレンタル可能は物件を指します。これは主にホテルコンドミニアムと呼ばれる部件が該当します。これらの物件を所有は投資家の方が事業目的で所有される事がほとんどですので固定資産税も割高になっています。レジデンシャルAも別荘利用としている物件は所有者の国籍問わず固定資産税は割高です。ハワイ以外に拠点を置いている方は固定資産税以外の税金を納税する機会が少ないですので、その埋め合わせとして固定資産税を多めに収めていただくという考え方だそうです。

資産価値が1ミリオン以上は注意が必要な累進課税

レジデンシャルAとは評価額が1ミリオン以上の物件が対象となります。ラグジュアリーコンドミニアムと呼ばれる物件は注意が必要です。$1,000あたりの固定資産税額が$4.50から一気に$10.50まで跳ね上がりますが累進課税ですので1ミリオンを超えた分に対してのみ$10.50が適用されます。例えば 評価額が$3,587,600 であるパークレーンの3ベッドルーム こちらの固定資産税はこのようになります。

■ 1ミリオンまで:                  $1,000,000÷$1,000×$4.50 = $4,500
■ 1ミリオンを超える部分:$2,587,600÷$1,000×$10.50 =  $27,169
■ $3,587,600 の合計               $31,669  (約342万円)

ハワイに住んでる人への減税制度

ハワイに住んでいる方で不動産を購入されたらすぐに減税制度への申込みをされてください。Homeowner Exemption と呼ばれていて購入された不動産に年間270日以上住んでいる方が対象です。これが認められると評価額から$100,000を引いた金額で固定資産税が計算されます。 65歳以上の方だと$140,000を引いてくれます。減税制度は毎年9月30日が締め切りとなっています。申し込んだ翌年のTAX年より適用となります。

9月30日:減税制度申し込み締め切り
12月15日:翌TAX年の評価額の通知が来ます。
7月1日:TAX年始め。減税後の評価額が適用となります。

カード利用OK!スケジュールとお支払い方法。

ハワイの不動産オーナーは島外に住んでいる方も少なくありません。以前は小切手を郵送していたそうですが現在はクレジットカード決済が可能で便利になりました。スケジュールとお支払い方法を確認して期限までに納税ください。

ホノルル市の固定資産税スケジュール

7月1日:TAX年スタート
7月20日:7月1日から12月31日まで分の納税通知が届く。
8月20日:1回目の納税期限 (2回目の分もまとめて支払い可能)
9月30日:減税制度申し込み締め切り
12月15日:翌TAX年の評価額の通知が届く(変更の場合のみ)
1月15日:評価額への異議申し立て期限
1月20日:1月1日から6月30日まで分の納税通知が届く。
2月20日:2回目の納税期限 (まとめて払ってある場合には来ない)
6月15日:翌TAX年のTAXレート発表
6月30日:TAX年終了
お支払い方法はクレジットカードオンライン決済・デビッドカードオンライン決済・小切手郵送の3種類です。

クレジットカード・デビッドカードのオンライン決済

ホノルル市の決済サービスサイトよりお支払いいただけます。日本国内で発行されたクレジットカードもご利用可能です。ハワイの銀行でチェッキング口座を開いた際に作成したデビッドカードなら為替も気にすることなく賃貸収入から差し引けるので、確定申告のときに便利です。 決済サービスサイトを利用できる期間は、1回目の支払いには7月17日より8月20日の間、2回目の支払いには1月20日より2月20日の間となります。決算サービスサイトをご利用の際にはTMKナンバー(固定資産税ナンバー)をご用意ください。TMKナンバーは固定資産税の通知書に記載されています。決済サービスサイトのご利用手数料はクレジットカードの場合は2.35%($1.95ミニマム)、デビッドカードの場合は1.00%($1.00ミニマム)がかかります。

ホノルル市 オンライン決済サービスのページはこちらから

小切手の郵送でのお支払い

固定資産税のお支払いに小切手を利用される方はハワイローカルの方を中心に少なくないです。不動産管理会社や会計事務所も小切手を利用しているところがほとんどですので現在でも一般的なお支払方法です。

■小切手の支払い先(Payable to):City and County of Honolulu
■日付:チェック記入の日付
■金額:ご希望の支払い金額 2回分を一度にお支払いいただけます。
■郵送先:
City and County of Honolulu
Real Property Tax Collection Division of Treasury
P.O.BOX 4200 Honolulu HI 96812-4200
小切手は金額を数字とアルファベッドの2箇所記入します。スペルミスで小切手が換金できずに納税が延滞になるケースが発生しています。小切手をご利用の際には十分にご注意ください。支払い期限は消印日が適応されます。8月20日・2月20日は支払期日ですが翌朝の回収までに税務署のポストに入っていればセーフとされます。私は管理会社に勤めていた頃に何度か夜中にお世話になったことがあります・・・。

まとめ

別荘のオーナー様は8月に1年分まとめてお支払いされる方が多いです。年に1度の事で毎年お問い合わせも多いトピックです。 ハワイに不動産を持つオーナー様が通知を受け取ったときに支払い方法を書くにするのに利用してもらえたらと記事を作成しました。英語で慣れない単語も多いので始めは手を焼くかもしれませんが、これもハワイ不動産オーナーの醍醐味ですのでお楽しみください。分からなければお手伝いします。

記事の内容は投稿時点の内容です。最新の情報はお問い合わせください。

 

参照:ホノルル市ウェブサイト https://www.realpropertyhonolulu.com/