不動産エージェントに求められる能力とは?選び方の参考に!ハワイ不動産編

不動産エージェントというのは日本では馴染みが薄いですが、一言で表すと「お客様が欲しいと思う不動産物件を膨大なマーケット情報の中から探してくる専門職」です。地域密着型の国内不動産会社と違い、縄張りのないハワイ不動産ではフレキシブルで機動力とガッツのある営業マンに向いている不動産のスペシャリストです。 さらには英語で取引が行われるので、分かりやすく咀嚼して簡潔に説明できる能力やお客様の不安を取り除くホスピタリティー能力と行った多面性が求められます。取引においては各分野のスペシャリストや取引相手のエージェントとともに円滑に取引を進めていくために、優れたマネジメント能力でリーダーシップを発揮していくと同時に当事者であるお客様にはお取引を楽しんでいただけるように細やかなコミュニケーションも欠かせません。

この記事の目的

ハワイ不動産における不動産会社、エージェントのタイプや特色を理解して目的にあったエージェントを選ぶ為に役立つページです。

ハワイの白波

ハワイの不動産会社は3種類

不動産エージェントを選ぶにあたって、まずは不動産エージェントが所属する不動産会社・オフィスの種類で絞り込みます。日本の投資家様にとってハワイの不動産会社は大きく3種類に分かれます。お客様の好みにあわせてまずは不動産会社の特徴で絞ってみてはいかがでしょうか?
それぞれの特徴とメリット・デメリットは

全米展開の大手不動産会社

アメリカ人なら一度は目にしたことがある全米展開の大手不動産会社。ハワイローカルの方やアメリカ本土からの投資家様が多く利用されております。多数の不動産エージェントが所属していてオフィス全体の取引数も桁違いです。スケールメリット様々な情報が集まりやすくなっています。全米展開の主な不動産会社は

  • Coldwell Banker コールドウェルバンカー
  • Locations ロケーションズ
  • Keller Williams ケラー・ウィリアムズ
  • Berkshire Hathaway  バークシャー ハサウェイ

大手不動産会社に取引が集中するのは既に用意されているツールやシステムを利用できて効率良く取引ができるのが一番のメリットです。 他州のオフィスとも連携が取れていて取引の相手を全米の広いエリアから見つけることができるのも大きな強みです。

日系の総合不動産会社

日本人ブローカーが経営する不動産会社で仲介、賃貸管理、バケーションレンタルと幅広くサービスを提供する不動産会社です。日本国内においてもオーナーズラウンジなどで無料セミナーを行っているので会社名を目にする機会も多いです。 所属する不動産エージェント以外にも管理部や経理部も日本人スタッフで構成されているので初めてハワイ不動産に投資される方向けです。日本語サービスが提供されている分コスト高になりがちです。主な不動産会社はGoogleで「ハワイ 総合不動産」とご検索ください。 

日系の仲介専門不動産会社

売買の仲介業に特化した専門不動産会社です。不動産エージェントのみで構成されているオフィスが多いです。 大手不動産会社や総合不動産会社で経験を積んだトップエージェントが独立開業したタイプの不動産会社です。効率重視のスタイルで低価格帯の取引には積極的でないのも特徴のひとつです。総合不動産会社にある日本オフィスはありませんので国内での対面サービスはありません。

ライセンスにも色々種類があります。違いと表記の見方

不動産エージェントと言っても日本の宅地取引士と違い、ライセンスにも色々な種類あります。まず大きくふたつに分けるとRealtor Sales Associate 不動産取引士 と Real Estate Broker 不動産取引主任があります。

Realtor Sales Associate 不動産取引士

一般的にハワイの不動産エージェントというとRealtor Sales Associate をさします。ライセンステストに合格するとRealtor Sales Associate から不動産エージェントのキャリアが始まります。Real Estate Broker の監督の元で不動産取引を行います。 広告や名刺には氏名の後に(RA)と表記されていて、免許番号はRS-XXXXXXとなります。

Real Estate Broker 不動産取引主任

Realtor Sales Associate として3年以上(副業期間は除く)キャリアを積んだ後にReal Estate Broker 試験をパスして上級ライセンスへ進みます。Real Estate Broker になると単独での取引が認められ、不動産会社を所有することもできます。 各不動産会社には一般的には Real Estate Broker が2名以上所属していて、 Principal Broker (PB) 第一取引主任 最高責任者と Broker In Charge (BIC) 取引主任者を担います。 広告や名刺には氏名の後に(R)と表記されていて、免許番号はRB-XXXXXXとなります。
日本ではブローカーというと無免許で仲介の斡旋をされる方を指すそうですが、ハワイでは経験を積んだ上級免許という意味になります。

その他、得意分野やキャリアを表す称号

NAR 全米不動産協会では継続教育の一環として規定プログラムを修了したエージェントには称号が与えられます。 名刺の名前の後にアルファベッド3文字で書かれていて、勉強熱心なエージェントさんは沢山の称号を保持しています。それぞれの称号と得意とするカテゴリーは以下のとおりです。 
ちなみに私は GRI / e-pro です

  • ABR :Buyer ご購入のお手伝い
  • ALC :Land 土地のお取引
  • CCIM :Commercial 商業物件
  • CIPS  :International Property 海外不動産
  • CPM :Property Manager 不動産管理
  • CRS :Residential 住宅不動産
  • e-pro :E commerce デジタルマーケティング
  • GRI :Real Estate Institute 全米不動産学会
  • MPR :Military 軍人・退役軍人
  • SRS :Seller ご売却のお手伝い
  • SRES :Seniors 高齢者向け物件

参照:NAR 不動産協会 称号リスト はこちらをクリック

ハワイ不動産協会の公式ロゴ

プロフェッショナルなサポートスタッフ

アメリカの不動産取引ではでは不動産エージェント以外にも各分野のプロフェッショナルが関わって公明正大な取引が行われております。特にハワイ不動産は国外からの投資家様との取引も少なくありませんので、安心してお取引いただけるようなシステムが用意されております。

エスクロー

エスクローは売手と買手の仲介役で取引のなかでも最も重要な役割をになってます。司法書士と信託銀行の両方の業務を一手に担い、不動産登記を行います。

  • 該当不動産への権利関係と抵当権の確認とレポートの作成
  • ホノルル市への登記書類の作成
  • IRS(内国歳入庁)への税務申請書類の作成
  • ご購入金の一時預かりと売買後の送金
  • 該当不動産への固定費・税金等の精算
  • 管理会社への名義変更

ローンオフィサー

日本のお客様でも在ハワイの銀行で住宅ローンをご利用いただけます。各銀行では日本語サービスのローンオフィサーにご相談頂けます。日本のお客様はアメリカで利用されているクレジットスコア(信用得点)をお持ちでないので追加必要書類が必要となります。主の住宅ではないのでローン金利は割高ですが、家賃収入でローン支払いをされる場合には金利の影響を受けずに賃貸経営が可能です。

ホームインスペクター

日本国内でも最近注目される家屋調査士。限られた滞在期間に物件候補を内覧される日本のお客様には特に重要です。ホームインスペクターは契約が締結されて1週間以内に家屋調査を行い、レポートを作成します。お客様はレポートをもとに内覧では見きれなかった部分、特に水道パイプ類や配電盤、エアコンなどのコンディションを確認することができます。中古物件は現状取引が原則となりますがレポート内容により購入のご意思が変われば無条件解約ができる特約を含んで契約書を作成しています。

パーソナルバンカー

ハワイ不動産とセットで在ハワイ銀行にて口座開設がオススメです。当座預金口座(チェッキングアカウント)では小切手を利用しての支払いが可能で共益費も毎月自動引き落としをご利用いただけます。 物件購入時にはサービスで口座開設と自動引き落とし設定のお手伝いを無料で行っております。

ターマイトインスペクター

お取引後半にはシロアリ検査を行います。コンドミニアムではシロアリが見つかるのは稀ですが、戸建てでは特に注意が必要です。 シロアリ検査の手配や立ち会いはお任せ頂いて大丈夫です。レポートが届きましたら内容をお知らせ致します。

公証役場

ハワイ不動産のお取引は電子サインによるご承認が認められておりますが、ホノルル市に登記する書類は直筆サインと公証が必要です。 お取引中にハワイ語滞在のお客様はエスクローにて直筆サインが可能ですが、日本国内でも霞が関と難波の公証役場にてお手続きが可能です。 これにより渡航が難しかった期間は、物件申込みから登記までを全て日本国内で済まされたお客様もいらっしゃいました。

ハワイ不動産お取引の流れはこちらのページを御覧ください。

不動産エージェントのライセンスを取得する方法

不動産エージェントのライセンスは各州が発行しております。ハワイ州におけるRealtor Sales Associate ライセンスの取得要件は

  • 満18歳以上の者
  • 高校卒業以上の者
  • アメリカ国内での就業資格保持者
  • 指定教育機関で60時間のクラス履修者
  • 全米統一と州法の各試験の合格者

Realtor Sales Associate と経験を積んだ後にはブローカーの推薦を得て Real Estate Broker 取引主任のライセンスへステップアップします。

  • Realtor Sales Associate として3年以上の実務経験
  • 所属 Real Estate Broker からの推薦
  • 指定教育機関で80時間のクラス履修者
  • 全米統一と州法の各試験の合格者
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まとめ

ハワイ不動産協会に管理された共通在庫を利用して各エージェントが物件紹介しているのでエージェントによってのご案内できる物件に違いはありません。そのような理由からハワイ不動産では「まずは信頼して任せられるエージェント探しから」と言われます。日本人のエージェントさんは皆さんプロフェッショナルの方ばかりで、それぞれタイプや得意分野は異なります。投資プランや購入目的にあわせて安心できるエージェントをお選びください。

私はブローカーでGRI e-pro です。EA米国税理士とのマルチライセンスで不動産と税務の両方を得意としています。 趣味でDIYも行います。 お子様の代まで長期でお任せ頂けます

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でも実際に物件探しを始めてみると

  • これだ!という物件に巡り合わない
  • 周辺環境土地感が掴みづらい
  • 相場が分からないのでお得か分からない
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ご購入方法がわかる記事
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